むし歯かな? と思ったら、すぐにご相談ください
むし歯は、初期に自覚症状が出にくい病気です。そのため「痛い」「しみる」などといった症状に気づいたときには、すでにかなり進行していた、というケースも少なくありません。むし歯にかかったら歯を削るしかなく、悪化すれば歯のダメージは大きくなるばかり。少しでも早く治療を行うことが大切です。
船橋市市場の歯医者、市場町デンタルクリニックでは、金属を使用しない「メタルフリー治療」に取り組んでおり、天然歯により近いセラミック系の素材を用いたむし歯治療を提案しています。高い審美性を求められる方にも満足していただける治療が可能ですので、お気軽にご相談ください。
歯の痛みはすぐに対処しましょう
むし歯は、決して自然治癒することがない病気です。また痛みを放置すれば悪化するしかなく、そうなれば、さまざまな危険を招いてしまうのです。
むし歯を放置する危険性
危険性1 | 危険性2 | 危険性3 |
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痛みが強くなって腫れはじめ、さらに悪化すれば膿が出ることもある。 | 治療が難しくなってしまう。 | 麻酔をしても、治療時に痛みが生じる可能性がある。 |
危険性4 | 危険性5 | 危険性6 |
治療期間が長くなり、費用の負担も増してしまう。 | まわりの歯や歯ぐきだけでなく、全身にも悪影響が及ぶ。 | 再発のリスクを背負い、治療を繰り返せば歯を失ってしまうこともある。 |
市場町デンタルクリニックのむし歯治療
治療が終われば、「むし歯は治った」と思われるかもしれません。しかしそれは、風邪やケガから身体がもとどおりに回復したのとは少し違います。なぜならむし歯治療は、むし歯に冒された部分を削って人工物で補うものであり、「もとどおり」にはならないからです。
またむし歯はいくらきちんと治療をしても、再発しやすい病気。治療を繰り返せば歯のダメージは大きくなり、いずれ失うことになってしまいます。大切なのは、まずむし歯にならないように予防すること、またなってしまったときには、再発を防ぐために精密な治療を行うことです。
当院ではむし歯の再発を防ぐために、歯と詰め物・被せ物のすき間をできる限り作ることなく、細心の配慮をもって治療を行っています。大切な歯をできるだけ長く守っていきましょう。
むし歯の進行と治療
進行段階 | イメージ | 症状 | 治療法 |
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C0 ごく初期の むし歯 |
表面のエナメル質がわずかに溶け、白濁した部分が見られます。まだ痛みなどの自覚症状はありません。 | 適切な歯みがきやフッ素塗布によって歯の再石灰化を促すことで、治癒が期待できる段階です。 | |
C1 エナメル質の むし歯 |
エナメル質の溶解が進み、茶色または黒くなった部分が現れます。この段階でもまだ痛みはありません。 | むし歯に冒された部分を削り、レジン(歯科用プラスチック)で補います。 | |
C2 象牙質の むし歯 |
エナメル質の内側にある象牙質まで進行したむし歯です。冷たいものや甘いものがしみます。 | むし歯に冒された部分を削り、詰め物で補います。 | |
C3 神経に達した むし歯 |
歯の奥にある神経まで達したむし歯です。何もしなくても激しく痛みます。 | むし歯に冒されて死んでしまった神経や血管を取り除く根管治療を行い、被せ物を装着します。 | |
C4 歯根に達した むし歯 |
歯冠部分がほとんどなくなり、歯根まで達したむし歯です。神経が死に痛みはありませんが、放置すると膿が出て、再び激しく痛みます。 | ここまで悪化したむし歯は、抜歯するしかありません。抜歯後には、インプラント・入れ歯・ブリッジなどによって咬む機能を回復させます。 |
歯がしみるのは知覚過敏かもしれません
「歯がしみる」=「むし歯」だと思われていませんか? 実は、むし歯以外にも考えられる原因があります。そのひとつが「知覚過敏」です。
知覚過敏は、強すぎる歯みがきのほか、何らかの原因によって歯の表面のエナメル質が削られ、その下の象牙質があらわになって、内側の神経に刺激が伝わりやすくなることで起こります。歯周病の悪化によって歯ぐきが下がり、もともとエナメル質を持たない歯根が露出して発症するケースもあります。放置すれば症状が悪化する場合もあるため、一度ご相談いただくことをおすすめします。