H28.6.30.我が母校である日大松戸歯学部にて、第１４回ITIStudyClub千葉北の定例会に出席してまいりました。

当会会員の日本を代表する技工師である木村健二先生によります、「CAD&CAMシステムの現状と今後の発展」に関してのお話し。

特別講演といたしまして、当会会長であります田中譲治先生と並び、新潟からわざわざお越しくださいました、日本を代表するインプラントロジストの一人であります、佐藤孝弘先生の「抜歯即時インプラント埋入」の、お話をお聞きしてまいりました。

佐藤先生のお話は、高いサバイバルレートに元ずくエビデンスによりしっかりと裏支えされた、ハイレベルな納得のいくお話でした。抜歯即時埋入へのアプローチに関する内容は、私の現状行われている方法にマッチしており、確信を深めさせていただきました。面白かったのが、GBRに関して、骨補填剤をそれぞれの持つ特性により、積層して使い分ける！という考え方に共感を強く持ちました。

木村先生の講演内容は、CAD&CAMシステムは、すべての工程でのレベルを高いレベルで進行していかなければ、良い補綴物ができないこと！つまり、どこかの工程で低レベルの工程があると、すべての工程がその低いレベルに引きずり降ろされてしまうので、すべての工程を１００点近くを維持しなければならないこと示されました。ようやく、技工レベルでは、達成できる状態となり、安心して技工物を提供できる状態となったことのお話でした。ようやく、すべての工程で整合性が取れ始めたことを実感いたしました。木村先生のお話を伺って、私も本腰を入れて、本格全顎ガイドOPEから成る、CAD&CAMを導入していく覚悟をいたしました。