市場町デンタルクリニックのお知らせ
噛み合わせ、歯ぎしりを改善しましょう!
先日、一般社団法人日本インプラント臨床研究の特別研修会に参加し、ヒトが生きていく上で大切な役割を担う、噛む ”力” について情報更新をしてまいりました!
噛む ”力” は、お口や顎、全身にも様々な影響を及ぼします
ー噛むことで得られる4つのメリットー
1.顎の骨が丈夫になり、美しい歯並びに
よく噛むと、頭や顎の骨が発達し、綺麗に歯が並びます。
また、表情豊かな小顔をつくる口周辺の表情筋も自然に鍛えられます。
2.唾液の分泌が良くなる
唾液は病原菌などの侵入を防ぎ、虫歯や歯周病、肺炎を防いだり、発がん物質の働きを抑えます。
3.消化が良くなり胃腸の負担が減る
食べ物を細かく噛み砕くことで、消化を良くし、胃腸の負担を減らしながら、
必要な栄養素を十分に吸収しやすくします。
4.筋力や運動能力がアップ
噛む時に顎の筋肉のほかに首や背中、胸の筋肉も一緒に働くため、体のバランスが安定し、
筋力や瞬発力がつくなど、運動能力がアップします。
https://kamukoto.jp/mouth/53『噛むこと研究室』
噛むことに、こんな大切な役割があるにもかかわらず、現代人の1回の食事時間、
また食事1回あたりの噛む回数は、昔の人に比べるとどんどん減少しています。
弥生時代では、1回の食事に51分の時間をかけ、3990回よく噛んで食事をしていたそうです。
それが戦前頃には、1回の食事にかけていた時間は22分、噛む回数は1420回。
現代では、1回の食事に平均11分程度の時間しかかけず、噛む回数も620回と戦前の半分以下だそうです。
こうなっては、不健康へとまっしぐらです。
ただし、食事の際にたくさん噛んでいるから「安心」と言えないのも事実です。
実は、噛む "力" が適切で、咀嚼に関わる組織の調和が取れた状態であることも重要なポイントです。
この噛む "力" が不適切だと、せっかくたくさん噛んで食事をしても、健康を害すことがあります。
ー噛む ”力” がお口に及ぼす6つのデメリットー
1.歯周病治療の効果がなかなか得られない
2.メインテナンス中の歯周病再発
3.修復物の破損・脱落
4.歯ぎしりや食いしばりによる歯の摩耗や破折
5.顎関節症
6.インプラント周囲骨の喪失やインプラントの失敗
ー噛む ”力” が全身に及ぼす7つのデメリットー
1.体の歪み
2.肩こりや腰痛
3.めまい、偏頭痛(頭痛)
4.目の奥の痛み
5.不眠症
6.不安やイライラ、気鬱
7.自律神経失調症
このような症状に心当たりのある方、不安な方、興味のある方は当院で
噛み合わせチェック をお受けください♪